下赤塚駅は東武東上線の駅で、東武東上線では比較的大きな東武練馬駅と成増駅に挟まれています。
また、近くに東京メトロ有楽町線・副都心線の赤塚駅があります。
下赤塚駅は、大きな駅ではありませんし、大型デパートもありませんが、生活圏にはたくさんのスーパーや商店があるため日々の生活には全く困りません。
また、物価も安く、自然環境や教育環境にも恵まれているため、子育てをする環境として適しているといえるでしょう。
目次
下赤塚駅周辺は治安状況が良く、一人暮らしでも安心して住むことができます。
子どもの数も多く、防犯意識の高いエリアとなっており、警察による巡回パトロールも頻繁に行われています。
また、隣駅の成増駅では自転車盗難が多くなっていますが、下赤塚駅ではそのような犯罪も少なくなっています。
ただし、「赤塚1丁目」エリアでは侵入による窃盗がやや目立ちます。
また、直接犯罪が多数発生しているわけではありませんが、下赤塚駅エリアの住宅街は道が狭く入り組んでおり人通りも少ないので、帰宅の際などにはなるべく広くて明るい道を通ったほうが安心でしょう。
下赤塚駅の最大の難点は、東武東上線では各駅停車の電車しか停車しない点です。
東武東上線の各駅停車では、近隣で最大のターミナル駅である池袋駅まで17分と、時間がかかる点は少し面倒です。
上記のように、池袋駅まで出てしまえば、JRなどで東京、新宿、渋谷、まで行くことは簡単です。
また、池袋、新宿、渋谷、であれば地下鉄の赤塚駅から副都心線などで直接行くこともできます。
この場合、副都心線の赤塚駅から3駅隣にある小竹向原駅から急行に乗り換えると、東武東上線を使うよりも池袋駅まで早く行くことが可能です。
下赤塚駅は埼玉寄りの場所にありますが、埼玉のさいたま市への電車でのアクセスはあまり良くありません。
池袋駅まで出たほうが埼京線を利用できるので、乗換えが少なく便利でしょう。
また、川越街道が通っていますので、自動車での移動が便利です。
また、千葉や神奈川へのアクセスも池袋駅や東京駅に出てからのアクセスとなります。
例えば、下赤塚駅から横浜駅までは池袋駅経由で約1時間、同じく千葉駅までは東京駅経由で約1時間30分、かかります。
下赤塚駅から空港までのアクセスも池袋駅経由がスムーズでしょう。
羽田空港であれば、モノレールや京急を利用する場合には池袋経由でアクセスすることができます。
成田空港の場合も、池袋を経由して日暮里から京成線を利用するか、成田エキスプレスで池袋から空港まで直行するか、という方法が選べます。
また、池袋駅からは、羽田空港行き、成田空港行き、ともに直行のリムジンバスが出ています。
下赤塚駅は周辺地域の治安も良く、都心方面に対しては交通アクセスも良好であることを説明してきましたが、実際に下赤塚駅エリアでの生活はどうでしょうか。
下赤塚駅の北側には、すぐに商店街があり、人通りも多くとても賑やかです。
古い町並みで個人商店も多く、八百屋や肉屋などの昔ながらの街並みが広がっています。
少し歩くと大型スーパーのライフがあります。
駅の南側は主に住宅街となっていますが、北側同様に、個人商店は存在していて、買い物をするのには特に支障がないエリアです。下赤塚駅周辺では買い物に困ることはないでしょう。
下赤塚駅周辺にはたくさんの公園がありますので、安心して子供が遊ぶことができる環境が整っているといえます。
おすすめの公園として、板橋区立赤塚植物公園があります。
下赤塚駅から徒歩20分。入園無料で赤塚の丘陵地に立地している植物園です。本園と万葉・薬用園に分かれていて、本園には四季の道、野草の道、針葉樹の森、などがあります。
また、万葉・薬用園には万葉集で詠まれた植物などが植えてあります。
管理舎には植物に関する相談室や図書室があり、講習・展示室は作品の発表場所として利用されています。
その他にも、赤塚公園、しのがやと公園、赤塚6丁目公園、下赤塚自動遊園、など多くの公園があり、多くの子供たちが楽しく遊んでいます。
下赤塚駅周辺には多くの病院があり、安心して生活できる環境といえます。
内科・小児科を担当している病院は数多く存在していますし、外科病院も、医療法人社団平和会和気医院、医療法人社団中山クリニック、など複数の病院があります。
また周辺には大きな総合病院として、国立病院機構埼玉病院(成増)、高島平中央総合病院(西台)、東武練馬中央病院(東武練馬)、板橋区医師会病院(高島平)などもあります。
前述したように東武東上線の下赤塚駅から少し歩くと地下鉄の赤塚駅があります。
地下鉄赤塚駅は有楽町線・副都心線の駅として、池袋、新宿、渋谷、方面へのアクセスが便利な駅です。
朝夕の通勤・通学の際には、東武東上線と違って乗り換えの必要がないので重宝な路線といえるでしょう。
また、副都心線から各地下鉄を利用することで、都内各駅までの移動も楽になっています。
下赤塚駅エリアは、副都心線の開通によって通勤・通学が便利になった地域です。
下赤塚駅エリアには大学や高校はありませんが、地元の公立小学校・中学校が存在します。
(大学は西台に大東文化大学があります。)
下赤塚駅エリアそのものには高校がありませんが、通学圏内には公立・私立共に複数存在します。
板橋区では、通学路交通安全合同点検として区域内の各小学校の通学路を点検しています。
下赤塚小学校では、平成27年度の点検結果として、「十字路がクランク状になっていて、見通しが悪い。学校付近で通行が多く、児童の飛び出しが心配である。」(道路、変則交差点)、「道路が狭く、店に来た子供の自転車と通行車の衝突が心配である」(丸藤商店前)、との声がありました。
対策としては、それぞれ、「路面に色をつけて、通行車に注意を呼びかけるようにしてほしい。」、「道路の拡張又は、電柱柱の移設ができないか。商店前にある車止めも不必要ではないか。」との要望案が出されたようです。
これに対して、「警察-薄れた横断歩道を再標示する。道路管理者-来年度、交差点のきらら舗装及び外側線の引き直しを実施する。」、「交通安全課-「注意!学童多し!」タ―ポリンを2枚設置済。」という対策が決定されたようです。
このように下赤塚駅エリアでは、通学路・スクールゾーンの安全性確保のために、地域社会で協力して対策を検討しています。
下赤塚駅は治安も良く物価も都心ほど高くはないため、独身の人や若い夫婦には住みやすい町といえます。
具体的にどうような点が魅力でしょうか。
昔ながらの商店がいくつも存在している町なのでいろいろな商品の値段がリーズナブルになっています。飲食店もたくさんあり、良心的な値段設定でお客さんを迎え入れてくれるお店が多いことも特徴的です。
しかも、下赤塚駅エリアで長く商売をしている人も多いため、長く安心して取引を続けられるように、値段だけでなく何度も通いたくなるようなサービス(ポイントなど)を導入しているお店も多いようです。顔馴染みになると手厚いサービスを受けられるかもしれません。
下赤塚駅の南側エリアには単身用のマンションがたくさんあります。
一人暮らしの人が多く住むマンションでは、例えばゴミ出しが楽になるようなディスポーザー設備がついていたり、単身者用が利用しやすい設備を整えていたりすることもあります。
また、日中不在になることが多いので、宅配便用ロッカーを設置していたり、居住者の便宜を図るように対応しているマンションが増えているようです。
このように下赤塚駅周辺には一人暮らし向けの賃貸マンションが豊富にそろっています。
下赤塚駅周辺エリアの家賃相場(平均)は以下の通りです。
間取り | 家賃平均 |
---|---|
1R | 5.6万円 |
1K | 6.6万円 |
1DK | 7.3万円 |
1LDK | 9.6万円 |
下赤塚駅よりも池袋駅に近い以下のエリアでは、1R・1K・1DKの平均家賃相場は、
駅 | 家賃平均 |
---|---|
ときわ台 | 6.8万円 |
上板橋 | 6.6万円 |
東武練馬 | 6.9万円 |
となっています。
下赤塚駅エリアの家賃は少し安くなっていると考えられます。
これは東武東上線の電車が各駅停車しか止まらないことが大きく影響しているからでしょう。
反対に、下赤塚駅周辺エリアよりも安い家賃を望むのであれば、より埼玉寄り(若しくは埼玉県内の)和光市や朝霞まで行けば、さらに家賃相場は低くなるでしょう。
下赤塚駅エリアに住む大きなメリットは治安が良いということでしょう。
前述したように、地域によっては道が入り組んでいて暗い場所もないわけではありませんが、基本的には街灯が多いので街は明るく、遅くまで人通りも多いので、女性でも一人で安心して住むことができるエリアです。
下赤塚駅周辺のエリアは、治安が良く、家賃相場も都心ほど高くはなく、公園や医療施設も整っている、単身者や子育て世代には適している町だということができるでしょう。
下赤塚駅で最初に住居を構えることで、東京で生活することをトレーニングするような気持ちで快適に生活することができるエリアです。
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