第20位 葛飾区(主な駅:亀有・柴又・青砥・新小岩など)東京都23区の治安ランキング 治安の良い区・悪い区はどこ?【2019年最新版】


東京都23区の治安ランキング 治安の良い区・悪い区はどこ?【2019年最新版】


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第20位 葛飾区(主な駅:亀有・柴又・青砥・新小岩など)



基本情報

人口
444400人
面積
34.84k㎡
犯罪発生率(面積×人口×件数)
0.78%
犯罪形態
自転車盗(2059件)
万引き(283件)
侵入窃盗(189件)

治安評価

犯罪の少なさ
街の衛生面
地域性
防犯対策

ランキング前年比

変動4ランク↓
犯罪件数
前年比率
3.6%
2016年
刑法犯認知件数
3756件
2017年
刑法犯認知件数
3890件

下町人情のイメージが強い葛飾区

「こち亀の両さん」や「柴又の寅さん」を代表とするイメージの通り、人と人との繋がりがある街が多い葛飾区。
実際に東京23区でありながらもベッドタウンとしての要素も持つ都民の下町です。
「東京」のイメージから少し違った、少し地方よりの数字もうかがえます。例えば男女共に平均初婚年齢が早く早婚傾向にあり、それに伴って出産時期も早いです。そして他の区に比べて、大家族の傾向が見られ、一世帯当たりの平均人数も2.3人と高め。東京のベッドタウンとして認知されている他の区、世田谷区2.0人、練馬区2.1人、杉並区1.9人と比較しても高い事がわかります。
そして一軒当たりの部屋数や宅地面積など、家の広さを見てもほとんどが1位~3位の上位。また、地元の学校に通う子供が23区で第2位と、現代の東京らしからぬ「よそ者」の少ない街。まさに義理と人情の大家族が居る昔ながらの風景といえるでしょう。

治安の改善見られず、防犯対策強化を

治安ランキングとして前年比で4ランクダウン。犯罪件数が前年比差異でプラスになってしまったことが大きな要因です。特筆して「万引き」が多いため、年配者・青少年への対策強化が必要かと思われます。未来のためにも、対策強化に本腰を入れてほしいところです。

庶民の街につきまとう軽犯罪

「1万世帯当たりの罹災世帯数」「人口1万人当たりの罹災人員」「焼損棟数」など、火災に関する数値は23区内でどれも下位に属しており、義理と人情が作りだす高い防災意識の表れと言えます。
そしてベッドタウンに良く見られる「子供を守る活動が盛んな傾向」も見られ、防犯カメラの設置・催涙スプレー・区立全校に電子錠の設置などが挙げられます。
ですが、他の区と比べて万引きが多く、悪い意味で「下町によくある」軽犯罪が多いのが特徴です。
そのため、犯罪の減少率で見れば大田区、練馬区に続いて3番目でかなり犯罪は減ってきているものの、「質」の課題は残っており、様々な背景を考えるともう一歩の対策が欲しい所。
民度という意味では、決して高くはないのが実状と言えそうです。


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