江東区は保育所や小学校を急ピッチで新設して対応中。商業施設が充実し自然も豊かで子育てを楽しめる街東京都23区の治安ランキング 治安の良い区・悪い区はどこ?【2019年最新版】


東京都23区の治安ランキング 治安の良い区・悪い区はどこ?【2019年最新版】


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江東区(子育てにオススメの駅:「豊洲」「門前仲町」「森下」「亀戸」「清澄白河」「西大島」「大島」「東大島」)



江東区は行政のスピーディーな対応力に今後も期待!住むエリアごとに異なるライフスタイルを選べる街

東京駅などの都心から近い住宅地として開発が進み、2016年には江東区の人口は50万人を超えました。旧市街・新興エリアどちらに住んでも通勤アクセスがよく、住みやすい地域です。子どもの数が急増していますが、江東区では毎年保育所などを新設して増える需要に対応し、子育て支援体制も整えています。緑の多い公園も多く、安心して子育てができる街です。

江東区の基本的な住みやすさ…4.2点

街の治安・・・4点

江東区は旧い街でかつては治安が心配なエリアも一部ありましたが、近年は整備が進み、治安面での不安はほぼ解消されています。住宅街の治安には問題がなく、子育て世代が安心して暮らせます。

物価・家賃相場・・・4点

平均値をとって4点としていますが、家賃や物価はエリアによって大きく違います。旧市街はいわゆる下町で安売りの店舗も豊富で、門前仲町などの一部人気駅以外は賃料も割安です。一方豊洲やお台場のベイエリアは家賃・生活コストとも高めです。

交通・施設などの利便性・・・4.5点

場所によって多少の差がありますが、江東区は東京駅や銀座のすぐ東という立地なのでどこに住んでもかなり便利です。江東区の特徴として国際大会ができるスポーツ施設が充実しているという点があり、2020年オリンピック・パラリンピックに向けてますます活況をていしています。商業施設・総合病院も充実で快適に暮らせる地域です。

気になる子育て環境…4.1点

保育補助サービス・・・4.5点

江東区は待機児童ランキングが16位と23区中でやや低めになっています。23区で最も子育て世代の人口増加が顕著な地域でありながらこの順位というのは大健闘といえます。区は子ども関連の政策を重要視して、毎年1000人単位での保育所等の拡充を推進しています。とはいうものの急増する保育需要に追い付いていない部分もあるので、住まいを選ぶときは近隣の保育所事情もリサーチする必要があるでしょう。最新事情は常に変動するので、区役所の担当課で情報収集することをおすすめします。

経済的子育て支援・・・4点

乳幼児の親を対象に離乳食や虫歯予防などの「育児学級」を開催したり、楽しく子どもに向き合える「KOTOハッピー子育てトレーニング講座(はぴトレ)」を実施しています。
区立図書館では「おはなし貝」「読み聞かせ」などを実施し、読書を推進しています。

江東区では認可保育所の不足分を認証保育所で補っています。認証保育所の保育料の補助制度は23区の平均的なレベルです。
私立幼稚園等保護者補助金は、所得に応じて支給され、23区の平均的なレベルです。
江東区は、江戸川区の手当のような区独自の支援はありませんが、必要なサポート体制は揃っていて安心です。

遊び場・自然環境・・・4.5点

江東区は公園面積が江戸川区に次いで23区中2位。「猿江恩賜公園」「清澄庭園」「辰巳の森海浜公園」「辰巳の森緑道公園」など、自然が豊かで特色があり、子どもも楽しめる公園が豊富です。

「日本科学未来館」「キッザニア東京」「アネビートリムパーク」など、お台場の人気スポットに近く、遊び場には事欠きません。2018年には英語教育施設「東京都英語村」が青海にオープンしました。

教育環境・・・3.5点

江東区では全国に先駆けて国語・算数などで「少人数学級」を実施。指導員を配置して低学年の基礎学力を指導しています。
小学生を対象とした学童保育にあたる「江東きっずクラブ」で遊びや学びのプログラムを実施しています。
スポーツ施設が多い地域性を活かし、スポーツ教育に力を入れています。
豊洲など人口が急増するエリアでは小学校新設が間に合わず、教室設備が不足していることもあります。

子育てコミュニティ・・・4点

旧市街と新市街にそれぞれのコミュニティーがあります。「江東子ども劇場」のような歴史ある団体も活動しています。社会教育登録団体himawariでは継続的にイベント情報などを発信しています。

オススメの駅は、「豊洲」「門前仲町」「亀戸」「森下」「清澄白河」「西大島」「大島」「東大島」など

江東区にはJR・地下鉄ほか10路線が通り、27駅があります。(重複する駅を除いています。)
  • JR総武線「亀戸」
  • JR京葉線「新木場」「潮見」「越中島」
  • 東京メトロ東西線「門前仲町」「東陽町」「南砂町」「木場」
  • 東京メトロ半蔵門線「住吉」「清澄白河」
  • 東京メトロ有楽町線「豊洲」「辰巳」
  • 都営新宿線「森下」「西大島」「大島」「東大島」
  • 都営大江戸線(「門前仲町」「清澄白河」「森下」※いずれの駅も重複)
  • 東武亀戸線「亀戸水神」
  • りんかい線「国際展示場」「東雲」「東京テレポート」
  • ゆりかもめ「テレコムセンター」「青海」「船の科学館」「新豊洲」「市場前」「国際展示場正門」「有明テニスの森」
※上記中で駒込駅は豊島区ですが、文京区本駒込などの最寄り駅となっています。
上記のうちゆりかもめやりんかい線の駅の一部は居住エリアではないので除外して、その他の江東区はタワーマンションが多い豊洲・辰巳・東雲などのベイエリアとJR・地下鉄線沿線の下町エリアとに分かれます。
豊洲・東雲などで賃貸物件を探そうとすると、分譲タイプのマンションがほとんどで、築年数は新しく設備もいいですがかなり賃料が高めとなります。この地域に住めばお台場に近く、レジャーやショッピングを大いに楽しめますが、保育所事情はやや厳しいでしょう。
一方、下町である旧市街は安価な賃貸物件が豊富です。特におすすめなのは都営新宿線の「西大島」「大島」「東大島」です。それよりやや賃貸相場は高めとなりますがJR総武線「亀戸」も住みやすい地域です。

下町エリアのなかでも都心に近い「門前仲町」「森下」やアートの街「清澄白河」などは落ち着いた雰囲気で住めば快適ですが賃料はやや高めです。
江東区は住む場所によって生活コスト・生活環境が全く違ってきます。保育園事情を優先するなら下町エリア・お洒落で便利な生活を望むならベイエリア。優先順位を明確にして納得の住まいを探しましょう。


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